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低用量ピルについて

• 低用量ピルは
  単なる避妊薬ではなく、
  女性の健康を守る医薬品です

  低用量ピルは避妊効果だけでなく、様々な女性特有の悩みを改善する効果があります。生理痛の軽減、生理量の調整、肌荒れやPMSPMS（月経前症候群）の改善の改善など、女性の生活の質を向上させる多くのメリットがあります。
  
  日本ではまだ普及率が低いものの、欧米では20～30%の女性が利用しており、安全性の高い医薬品として認められています。WHOでも「女性の健康に貢献する医薬品」として推奨されています。
  
  正しい知識と適切な使用法を知ることで、多くの女性がそのメリットを実感できるようになります。

  

• 低用量ピルの
  さまざまな効果とメリット

  低用量ピルの主な効果・メリットには以下のようなものがあります。

  • 避妊効果

    正しく服用すれば99%以上の高い避妊効果が期待できます。

  • 生理痛の軽減

    ホルモンバランスを整えることで、強い生理痛や腰痛が軽減します。

  • 生理量の減少

    経血量が30～50%減少し、貧血の予防にもつながります。

  • PMS（月経前症候群）の改善

    イライラ、憂うつ、むくみなどの症状が軽減します。

  • 子宮内膜症・子宮筋腫の予防・
    進行抑制

    子宮内膜の増殖を抑制する効果があります。

  • 卵巣がん・子宮体がんのリスク低減

    長期服用により、これらのがんのリスクが低減するというデータもあります。

• 当院の低用量ピル処方について

  当院では自由診療でのみ処方できる低用量ピルのみを取り扱っています。
  保険診療では処方できる低用量ピルの種類に限りがあり、そのため当院では自由診療でのみ処方できる高品質な低用量ピルを処方しています。
  
  当院で処方している低用量ピルは、保険診療で処方される低用量ピルより多くのメリットがあります。

  • より高い避妊効果

    当院で処方可能なファボワール、ラベルフィーユは、理想的な使用で99%以上、一般的な使用で約91〜93％程度とされています。

  • 費用が安定し、
    自費でも継続しやすい

    保険適応のピルは、保険での制限がある（処方日数や診療頻度の縛りなど）一方で、ファボワールやラベルフィーユは1〜3ヶ月分を一度に処方できるなど柔軟な対応が可能です。
    また、月2,000〜3,000円前後で処方されることが多く、保険適用薬と大差のない負担で利用できます。

  • オンライン診療で継続しやすい

    自由診療のピルは、近年オンライン診療でも広く取り扱われており、受診のハードルが低く、継続しやすい環境が整っているのも強みです。

  低用量ピル服用の注意事項

  低用量ピルは毎日一定の時間に服用することが重要です。飲み忘れは避妊効果の低下につながりますので、ご注意ください。
  
  喫煙者、35歳以上の方、高血圧や血栓症の既往歴がある方などは、服用に注意が必要な場合があります。必ず医師にご相談ください。
  
  初めて服用する方は、軽い吐き気やめまい、不正出血などの副作用が出ることがありますが、多くの場合は2～3ヶ月程度で落ち着きます。
  
  低用量ピルはSTD（性感染症）を予防する効果はありません。必要に応じてコンドームなどの併用をお勧めします。