1人で抱え込まずまずはお気軽に医師にご相談ください。 土日祝日・夜間も受診可能 今すぐLINEで診察
TOP コラム 避妊に失敗したかも…不安な時に知っておきたい原因・妊娠の兆候・対処方法
避妊に失敗したかも…不安な時に知っておきたい原因・妊娠の兆候・対処方法

このコラムは当院医師の監修により、専門的な視点から検証されています。

避妊に失敗したかも…不安な時に知っておきたい原因・妊娠の兆候・対処方法

作成日: 更新日:

避妊したのに失敗したかも…」「コンドームが破れた」「排卵日だったかも」と、不安に駆られることは誰にでも起こりうることです。
望まない妊娠のリスクがある場面では、できるだけ早く正確な知識を持ち、行動することがとても大切です。

この記事では、避妊の失敗とはどのようなケースなのか、妊娠の兆候が現れる時期、そして緊急避妊薬(アフターピル)の選び方と服用タイミングについて、丁寧に解説します。

よくある「避妊の失敗」の例と理由

以下のような状況は、避妊が正しく機能していない可能性があります。

コンドームが破れた/外れた

性交中や射精後にコンドームが破れていたり、外れて膣内に残っていた場合、精子が膣内に侵入している可能性があります。

コンドームなしの膣外射精

膣外射精でも、射精前に出る「カウパー腺液」に精子が含まれている場合があります。避妊法としては不十分です。

ピルの飲み忘れ

低用量ピルを服用していた場合でも、飲み忘れや時間のズレがあると避妊効果が下がります。

排卵日付近の性行為

排卵のタイミングと性行為が重なると、妊娠の可能性は大幅に高まります。排卵日の特定が難しい場合も要注意です。

避妊に失敗したときに妊娠はいつわかる?

妊娠しているかどうかは、早くても性行為の約2週間後(生理予定日を1週間過ぎた頃)でないと判断できません。
妊娠検査薬を使用するタイミングは、生理予定日の1週間後が目安です。

妊娠の兆候とは?避妊に失敗した後に気をつけたいサイン

「避妊に失敗したかも…」という不安の中で、もっとも気になるのが妊娠しているかどうかです。
妊娠の兆候は人によって異なり、すぐに明確な症状が出るわけではありませんが、いくつかの共通する初期症状があります。

主な妊娠初期のサイン

症状説明
月経の遅れ最も分かりやすいサインです。予定日から1週間以上遅れている場合は検査を。
着床出血排卵後約1週間前後で、少量の出血があることがあります。月経との区別がつきにくいです。
胸の張り・乳首の痛みホルモンの変化により乳房が敏感になることがあります。
眠気・だるさ妊娠初期に多い症状で、強い疲労感を感じることがあります。
軽い吐き気や食欲の変化つわりの初期症状として現れる場合も。においに敏感になる方もいます。

妊娠かどうか確かめるには?

  • 市販の妊娠検査薬
    排卵後(性交から2〜3週間後)に検査が可能です。朝イチの尿で判定精度が高まります。
  • 婦人科受診
    検査薬で陽性反応が出た場合、または不安が強い場合は早めの受診を。
    胎嚢の確認は通常、妊娠5〜6週以降に可能です。

ですが、妊娠の兆候が出る前に行動することが何より重要です。
性交渉後に利用できる唯一の避妊手段がアフターピル(緊急避妊薬)です。

アフターピル(緊急避妊薬)とは?

避妊に失敗したかもしれない場合、性交渉後から72時間以内もしくは120時間以内に服用することで、妊娠を防ぐ効果が期待できる薬です。
医師の処方が必要な薬になります。

主なアフターピルの種類と違い

レボノルゲストレル(ノルレボ)性交後72時間以内
ウリプリスタル酢酸エステル(エラ)性交後120時間(5日)以内

より詳しいアフターピルに関する情報は、下記からご確認ください。
アフターピルについて詳しく見る

アフターピルの処方方法

アフターピルは、産婦人科やオンライン診療で処方されます。近年ではオンラインで完結し、最短当日配送可能なクリニックも増えています。
日本では、アフターピル(緊急避妊薬)は基本的に医師の診察を経て処方される医薬品です。
以下のいずれかの方法で入手可能です。

  • 婦人科・産婦人科を受診
    もっとも確実で安全な方法です。医師に現在の体調や服用の可否を確認してもらえます。
    ただし、診療時間や予約状況によっては早急な受診が難しいこともあります。
  • オンライン診療
    近年増えている方法です。通院が難しい方や、早朝・深夜に対応しているクリニックもあり利便性が高いです。
    診察後、自宅に配送されたり、薬局など受け取りが可能なケースもあります。

注意点:使用前に必ず知っておくべきこと

緊急避妊薬を選ぶ際は、以下の点にも注意が必要です。

  • 服用のタイミングが早いほど効果が高い
    ノルレボ錠は72時間以内が推奨ですが、24時間以内の服用がもっとも効果的です。
  • 100%避妊できるわけではない
    緊急避妊薬は排卵を抑制する仕組みで、すでに排卵後だった場合は避妊効果が得られない可能性もあります。
  • 副作用がある場合も
    吐き気・頭痛・不正出血・倦怠感などの症状が出ることがあります。副作用が強い場合や続く場合は、必ず医療機関へ相談を。
  • 月経が遅れる・早まることがある
    緊急避妊薬の影響で次の月経に変化が生じることがあります。生理予定日から1週間以上経っても生理が来ない場合は、妊娠検査を行いましょう。

早めの行動が、未来の不安を減らすカギ

避妊に失敗したかもしれないと感じた時、「様子を見る」のではなく「すぐに行動する」ことが、望まない妊娠のリスクを大きく下げます。
このように、緊急避妊薬の種類と特徴、入手方法など正しい知識を理解しておくことで、万が一のときに冷静に行動することができます。
不安なときほど焦ってしまいがちですが、正しい情報と早めの判断が妊娠のリスクを下げるカギとなります。
また、同じことを繰り返さないために、低用量ピルの利用や正しい避妊法の知識を持つことも大切です。

名古屋ジョイクリニックのオンライン診療

当クリニックでは、緊急避妊が必要な方のために土日・祝日・夜間も対応可能なオンライン診療を提供しています。
詳しい当院のアフターピル処方に関しては、下記からご確認ください。
アフターピル処方を詳しく見る
名古屋ジョイクリニックはオンライン診療を通して、いつでもどこでもスマホで医師に相談できるクリニックを目指しています。
LINE追加で今すぐアフターピルの診察を受けることも可能です。
今すぐアフターピルを処方する

オンライン診療はこちらから

LINEで問診票記入土日祝日夜間も診察相談無料
LINE

最短当日受取

今すぐLINEで診療する