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アフターピルの副作用はいつから出る?どのくらい続く?医師が詳しく解説

このコラムは当院医師の監修により、専門的な視点から検証されています。

アフターピルの副作用はいつから出る?どのくらい続く?医師が詳しく解説

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アフターピル服用後に気になるのは、いつからどんな副作用が出るのか、そしていつまで続くのかという点ですよね。
この記事では、アフターピルの副作用について、症状の種類、発現時期、期間、対処法などを詳しく解説します。
不安を解消し、適切な対応ができるように、ぜひ参考にしてください。

アフターピルの副作用とは?種類と症状

よくある副作用の種類

アフターピルを服用すると、女性の体は一時的にホルモンバランスが大きく変動します
この変動が、様々な副作用を引き起こす原因となります。主な副作用としては、吐き気、嘔吐、頭痛、腹痛、倦怠感、そして不正出血などが挙げられます。
これらの症状は、現れる時期や程度に個人差が大きく、全く症状を感じない人もいれば、日常生活に支障をきたすほど 強く症状が現れる人もいます。
副作用の種類や程度は、服用するアフターピルの種類や、個人の体質、その時の体調などによっても異なってきます。
副作用について正しく理解しておくことは、万が一症状が現れた場合に、冷静に対処するために重要です

症状が出やすい人の特徴

アフターピルの副作用の出やすさには、個人の体質や体調が大きく影響します。
特に、初めてアフターピルを服用する人は、ホルモンバランスの変化に体が慣れていないため、副作用が出やすい傾向があります。
また、体調が優れない時や、疲れている時なども、副作用を感じやすくなることがあります。
過去にピルを服用して副作用が出た経験がある人も、注意が必要です。
アフターピルを服用する際は、自分の体調をよく確認し、 無理のないタイミングで服用するようにしましょう。

副作用と避妊効果の関係

アフターピルの服用後に、もし副作用が現れたとしても、その有無と避妊効果は直接的には関係ありません
つまり、吐き気や頭痛などの副作用が強く出たとしても、避妊効果が高まるわけではありませんし 逆に副作用が全くなかったとしても、避妊効果がなくなるわけではありません。
アフターピルの避妊効果は、服用するタイミングや、排卵日との関係などによって左右されます。

アフターピルの副作用はいつからいつまで続く?

副作用の発現時期

アフターピルの副作用は、一般的に服用後比較的早い段階で現れることが多いです。
多くの人が、服用後数時間以内に、 吐き気や頭痛、倦怠感などの症状を感じ始めます。
これらの症状は、アフターピルに含まれるホルモン剤の影響によって引き起こされます。
特に、吐き気は比較的早い段階で現れやすく、人によっては服用後すぐに気持ちが悪くなることもあります。
ただし、副作用の発現時期には個人差があり、全く症状を感じない人もいます。
また、症状の程度も人それぞれで、軽い吐き気程度で済む人もいれば、嘔吐してしまう人もいます。
副作用の発現時期や程度は、服用するアフターピルの種類や、個人の体質その時の体調などによっても異なってきます。

副作用の継続期間

アフターピルの副作用のほとんどは、一時的なものであり、24時間以内に自然に治まることが一般的です。
吐き気や頭痛、腹痛などの症状は、時間の経過とともに徐々に軽減していき、翌日にはほとんど気にならなくなることが多いでしょう。
しかし、不正出血に関しては、数日間続くこともあります。
不正出血は、アフターピルの服用によってホルモンバランスが一時的に乱れることで起こります。
出血量は少量であることがほとんどですが、人によっては生理のような出血が起こることもあります。
もし、不正出血が長く続く場合や、 出血量が多い場合は、念のため医師に相談するようにしましょう。
また、症状が治まらない場合も、医療機関を受診して適切なアドバイスを受けることが大切です。

症状が長引く場合の対処法

通常、アフターピルの副作用は一時的なもので、24時間以内に治まることがほとんどですが、稀に症状が長引く場合があります
もし、吐き気や頭痛、腹痛などの症状が 24時間以上続く場合や、症状が悪化する場合は、自己判断せずに医療機関を受診することが大切です。

副作用が出たときの具体的な対処法

吐き気・嘔吐への対処

アフターピルの副作用として最も多いのが、吐き気や嘔吐です。
これらの症状が出た場合は、まず無理に食事を摂らずに、安静にすることが大切です。
横になって休息したり、深呼吸をしたりすることで、症状が和らぐことがあります。
また、吐き気止めの市販薬を服用するのも効果的です。
市販薬を服用する際は、用法・用量を守って正しく服用しましょう。
もし、どうしても吐いてしまう場合は、服用後2時間以内であれば、アフターピルを再度服用する必要があるかもしれません
再服用については、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。
また、脱水症状にならないように、こまめに水分補給をすることも大切です。
冷たい水やスポーツドリンクなどを少しずつ飲むようにしましょう。

頭痛・腹痛への対処

アフターピルの副作用として、頭痛や腹痛を感じる人もいます。
これらの症状が出た場合は、市販の鎮痛剤を服用して様子を見ましょう。
鎮痛剤を服用する際は、用法・用量を守って正しく服用することが大切です。
また、体を温めたり、 リラックスしたりすることも効果的です。
温かいお風呂に入ったり、アロマを焚いたり、軽いストレッチをしたりするのも良いでしょう。
もし、我慢できないほどの痛みであれば、自己判断せずに医療機関を受診してください。
特に、激しい腹痛や、いつもと違う頭痛の場合は、早めに医師の診察を受けるようにしましょう
医師の診察を受けることで、原因を特定し、適切な治療を受けることができます。

不正出血への対処

アフターピルの服用後には、不正出血が起こることがあります。
これは、アフターピルの影響で ホルモンバランスが一時的に乱れるために起こる現象です。
少量の出血であれば、通常は様子を見て問題ありません
しかし、生理のような大量の出血や、出血が長く続く場合は、念のため医師に相談するようにしましょう。
また不正出血が続く場合は、貧血になる可能性もありますので、鉄分を多く含む食品を積極的に摂取するように心がけましょう。
レバーやほうれん草、ひじきなどがおすすめです。
下着を汚したくない場合は、おりものシートや生理用ナプキンを使用すると良いでしょう。
ただし、タンポンは使用を避けてください。
いずれにしても、出血量が多い場合や、出血が長く続く場合は、自己判断せずに医師に相談することが大切です。

アフターピルの種類と副作用の違い

レボノルゲストレル

レボノルゲストレルは、アフターピルの主成分として広く使用されています。
この成分を主成分とするアフターピルは、比較的副作用が少ないとされていますが、それでも吐き気や頭痛などの症状が出ることがあります。
これらの症状は、服用後数時間以内に現れることが多く、24時間以内に治まることがほとんどです。
レボノルゲストレルは、黄体ホルモンの一種であり、排卵を抑制する効果があります。
そのため、服用するタイミングによっては、生理周期が乱れることがあります。
生理が予定よりも早く来たり、遅れて来たりすることがあります。
もし生理が大幅に遅れる場合は、妊娠の可能性も考慮して、妊娠検査薬を使用するか、医師に相談するようにしましょう。

ヤッペ法

ヤッペ法は、緊急避妊法の一つで、中用量ピルを複数回服用する方法です。
レボノルゲストレルを主成分とするアフターピルよりも副作用が出やすい傾向があります。
特に、吐き気や嘔吐の症状が強く出ることがあります。
これは、ヤッペ法で使用するピルに含まれるホルモン量が多いことが原因と考えられます。
ヤッペ法は比較的手軽に入手できるピルを使用するため、緊急時には有効な手段となりますが、副作用のリスクを考慮して、できるだけ医師の指導のもとで行うようにしましょう。
また服用後には十分に休息を取り、体調の変化に注意することが大切です。
もし、症状が強く出る場合は、我慢せずに医療機関を受診してください。

ウリプリスタル酢酸エステル(エラ、ジョセイ、ウルピサド)

ウリプリスタル酢酸エステルは、他のアフターピルに比べて、副作用が少ないとされています。
黄体ホルモン受容体モジュレーターとして作用し、排卵を遅らせる効果があります。
レボノルゲストレルを主成分とするアフターピルよりも、排卵抑制効果が高いとされています。
しかし、個人差があるので注意が必要です。
副作用が少ないとされていても、吐き気や頭痛、腹痛などの症状が出ることがあります。
またエラは服用できる期間が限られています。

副作用に関するよくある質問

Q:副作用が全くない場合は薬の効果がなかったのでしょうか?

いいえ、副作用の有無と効果は全く関係ありません
アフターピルの効果は、服用するタイミングや、排卵日との関係などによって左右されます。
副作用がなくても、適切なタイミングで服用すれば、避妊効果は期待できますので、安心してください。
ただし、服用方法を間違えたり、服用する時間が遅すぎたりすると、効果が得られない場合があります。
アフターピルを服用する際は、用法・用量を守って正しく服用することが大切です。

Q:何度も服用しても大丈夫?

アフターピルの繰り返しの服用は、体に大きな負担をかける可能性がありますので、できるだけ避けるようにしましょう。
アフターピルは、緊急避妊のためのものであり 常用するものではありません。
頻繁に服用すると、ホルモンバランスが乱れ、生理不順や不正出血などの原因となることがあります。
またアフターピルは、100%避妊できるわけではありません。
何度も服用していると、避妊効果が低下する可能性もあります。
避妊を希望する場合は、低用量ピルやコンドームなど、より確実な避妊方法を選択するようにしましょう。

Q:服用後、生理はいつ来る?

アフターピル服用後、通常は3週間以内に生理が来ます
しかしアフターピルの影響でホルモンバランスが乱れるため、生理が予定よりも早く来たり、遅れて来たりすることがあります。
もし、3週間以上生理が来ない場合は、妊娠検査薬を使用するか、医師に相談してください。
妊娠検査薬を使用する際は、生理予定日から1週間後以降に使用すると、より正確な結果が得られます。また、アフターピル服用後に生理が来たとしても、出血量が少なかったり、期間が短かったりすることがあります。
これは、アフターピルの影響によるもので、心配する必要はありません。
ただし出血量が異常に多かったり、生理痛がひどい場合は、医師に相談するようにしましょう。

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